開催地:東京都
コロナ禍は、私たちの暮らしを一変させ、都市の脆弱性があらわになった。改めて、経済成長を重視する社会、経済のあり方を見直し、ポストコロナ時代における持続可能なライフスタイルに注目が集まっている。また、ポストコロナ時代は、深刻化する気候危機、拡大する格差・貧困への対策などを視野に入れた社会のビジョンを描くことが重要となる。
本講座では、「都市は変われるか」という問題意識のもと、「農の営み」「農の力」をキーワードにこれからの都市と都市生活者のライフスタイルについて考え、現場の実践者に学び、議論を深める。
●コーディネーター:
小口広太(千葉商科大学人間社会学部准教授/PARC理事)
○プロフィール:
1983年長野県塩尻市生まれ。日本農業経営大学校専任講師等を経て2021年より現職。専門は地域社会学、食と農の社会学。有機農業や都市農業の動向に着目し、フィールドワークに取り組んでいる。
●講座プログラム
《オンライン講義》
●2022年6月〜9月 ●全5回 ●原則として木曜日19:00〜21:00 ●開催形式:オンライン(zoom)
6/23(木)19:00〜21:00
都市の再生と農の力
小口広太(千葉商科大学人間社会学部 准教授/PARC 理事)
高木恒一(立教大学社会学部教授/共生社会研究センター長)
7/7(木)19:00〜21:00
街の未来を、田舎の未来を、人の未来を、先に生きてしまえ!
高坂 勝(NPO法人SOSA Project 主宰)
8/19(金)19:00〜21:00
都市生活者と一緒につくるCSAの可能性
今村直美(一般社団法人風の色 代表理事/一般社団法人空(福祉職員)/川村学園女子大学 非常勤講師)
9/1(木)19:00〜21:00
自然とともに、人を育てる農の力
小島希世子(NPO法人農スクール代表/(株)えと菜園代表取締役)
9/30(金)19:00〜21:00
都市のトランジションをデザインする
中野佳裕(立教大学21世紀社会デザイン研究科 特任准教授)
《フィールドワーク》
●2022年7月、9月 ●全2回 ●土曜日 日中 ●開催形式:対面(フィールド) ●定員20名
7/23(土)日中
【フィールドワーク:埼玉県草加市「ハラッパ団地」を訪ねる】団地に畑があるということ
細越雄太(株式会社農業企画 代表取締役)
9/17(土)日中
【フィールドワーク:東京都多摩市「青木農園」を訪ねる】都市で食と農をつなぐ
青木幸子(青木農園 代表)
【フィールドワークの開催にあたって】
※感染症の状況により、講座日程の延期や中止、プログラムの一部変更、あるいはオンライン開催への変更の可能性がございます。講座中止の場合には、中止回数分に応じて受講料を返金いたします。開講日2週間前になりましたら、開催可否について判断し、お申し込みいただいた皆さまにお知らせいたします。
※講座開催にあたっては、参加者間の間隔確保や換気、消毒、飛沫拡散防止などの基本的な感染症対策を徹底して運営いたします。ご参加の皆様には、マスクの着用や消毒のご協力をお願いし、また発熱がある方、体調不良の方はご参加をご遠慮いただけますようお願いいたします。