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海・水産業:日本の食を支える卸売市場に、今何が起きているのか!? 

  • no.42
  • (2019/9/10)
  • 【イベント】

開催地:東京都

日本の食を支える卸売市場に、今何が起きているのか!? 

築地閉場、豊洲開場から1年 
日本の食を支える卸売市場に、今何が起きているのか!? 
〜解体される市場流通、破壊される食の公正取引、食の安全安心はどこへ〜

日時:2019年9月16日(月・祝) 13:00開場  13:30開演(16:30終演予定)

会場:上智大学四谷キャンパス 6号館ソフィアタワー/6−205教室 
   (JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分)
https:// www.sophia.ac.jp/ jpn/ info/ access/ accessguide/ access_yotsuya.html

資料代:1000円

出演:中澤誠(東京中央卸売市場労働組合執行委員長)
   三國英實(広島大学名誉教授 ) 
   築地女将さん会ほか(当日ゲストあり)
宇都宮健児(弁護士・元日弁連会長・希望のまち東京をつくる会代表)
北條勝貴(上智大学文学部史学科教授)

<説明文>

 波乱含みの築地市場の豊洲移転から1年。地下水汚染問題は未解決、約束されていた「コールドチェーン」「閉鎖型施設」「効率的な物流」などほとんどが実現されないまま、今も混乱の中にある豊洲市場。営業成績は激減、駐車場やエレベーターの相次ぐ故障やそれに伴う事故、激減する顧客、続く赤字……、日々懸命に働く市場の人々からも悲鳴があがってきている。
 一方、築地市場の閉鎖とともに、長年、消費者と生産者を守ってきた卸売市場法は、三度目の「改正」で破壊されつつある。「規制緩和」の名の下に、戦後の歴史が担ってきた公共性・公益性が失われ、大資本優遇の流通システムにとって替わられようとしているのだ。
 「改正」卸売市場法施行は来年の6月。東京都も、都の市場条例「改正」の準備をを進めており、今年10月の都議会での採決を目指している。今、私たちに何ができるのか。今あらためて卸売市場と食の流通の「公共性」を問う。

第一部
<巻頭挨拶> 
●〜水道法、卸売市場法の改悪で問われる 水と食の公共性を考える  
宇都宮健児(弁護士・元日弁連会長・希望のまち東京をつくる会代表)

●「豊洲市場で今、何が起こっているのか」〜未解決の地下水汚染、相次ぐ施設不備、事故、顧客激減、現場で働く人々はいま

中澤誠(仲卸業者/東京中央市場労働組合執行委員長)
築地女将さん会 ほか

第二部
<共催者挨拶>
●「いのちを支える食が競争の場となる—アジアのなかの築地/豊洲問題」
北條勝貴(上智大学文学部史学科教授)

●「卸売市場法」と築地市場が守ってきたもの   
中澤誠

●「市場法・都市場条例の改定と卸売市場制度の危機」
三國英實(広島大学名誉教授)

第三部 トークセッション 

<問い合わせ> 
希望のまち東京をつくる会 〒113−0033東京都文京区本郷1−4−6ヴァリエ後楽園303 
TEL 03-5844-6046  e-mail office@utsunomiyakenji.com

主催: 9.16豊洲市場と卸売市場法を考える会
    希望のまち東京をつくる会/築地パレード実行委員会/築地女将さん会
共催: 上智大学文学部史学科

担当者名
9.16豊洲市場と卸売市場法を考える会 (問い合わせ  希望のまち東京をつくる会)
電話番号
03-5844-6046