開催地:愛知県
■講演■
『「みずから命を守る」ための防災・気象情報の活用』
◆講師◆
植松 久芳 氏(NPO法人ウェザーフロンティア東海 理事長)
【講演概要】
ウェザーフロンティア東海の活動の肝は、「適切な避難行動の在り方」について、地域で住民とともに座学・ワークショップを通じて考え、自ら適切な判断ができるようになることです。気象庁は、昨年「新たなステージに対応した防災気象情報の改善」を発表したが、何か災害イベントがあると、次々と発表される新たな情報に住民は振り回されている。そもそも与えられた情報だけで、頑固な「正常性バイアス」と間違った「同調性バイアス」を打破し、適切な避難行動ができるようになるだろうか。
ウェザーフロンティア東海は、愛知県河川課が実施している地域協働事業「みずから守るプログラム」の委託事業を通して、住民に情報は待つだけでなく、自ら入手し、理解し納得して、適切な避難行動を行い、「自らの命を守る」ための実践的な啓発活動を行ってきました。しかしながら地域に密着し、活動を行えば行うほど課題が噴出し、解決策が見えにくくなっている現状があります。そこで、会場の皆様方と一緒に考える方向でのお話ができればと思っています。
●日 時:平成30年3月10日(土) 14:30〜16:30
●場 所:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)11F「1102 会議室」
(名古屋市中村区名駅4-4-38)
●参加費:無料
●主 催:公益社団法人 日本河川協会
共 催:愛知・川の会
後 援:国土交通省中部地方整備局,愛知県,名古屋市
※申込み方法等、詳細はホームページをご覧ください。