開催地:東京都
■講師 平松 宏城 氏(CSRデザイン&ランドスケープ株式会社 代表取締役)
■日時 2013年3月13日(水)18:30〜20:30(受付:18:00〜)
建築物やそれらを包含する地区を対象に,環境価値の向上に対する取り組みを評価・格付けする動きが,世界的な潮流になっている。たとえば,世界標準への道を歩む米国のLEED(Leadership in Energy & Environmental Design)では,「サスティナブル・サイト」,「水の効率的利用」,「エネルギーと大気」,「マテリアルと資源」,「室内環境」,「先進的なデザイン」,「地域特性」を評価項目とし,環境への配慮の程度を格付けしている。わが国においてもCASBEE(建築環境総合性能評価システム),SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)などが運用され普及の段階に達しつつある。
今後,このような動きを加速し,真に持続可能な建築や都市開発へと展開していくためには,環境価値の評価システムそのものの深化はもとより,環境価値の高い不動産が投資家,ディベロッパー,ユーザーなどの市場関係者に受け入れられ,経済価値の向上へと循環するしくみを構築する必要がある。今回のサロンは,このような問題意識に基づいて,関連する最新動向を紹介する。都市開発はもとより,不動産,建築,ランドスケープ,環境,金融など,異なる分野や領域の方々の参加と活発な議論を期待したい。
講演後は、講師の方との直接の質疑応答等の時間を設けます。ご関心がございましたら、ぜひご参加ください。
なお、詳細は以下URLをご覧ください
http:// www.ceis.or.jp/ saloninfo_130313.html