開催地:山口県
■講演■
「1尾の魚から始まった生物観察会」
◆講師◆
奥田賢吾(おくだ けんご)氏 (画家)
【講演概要】
ふるさとの川・島田川を中心とした魚の調査も今年で23年目になる。手網片手に流れに入り、1尾の魚をすくって描いたことがきっかけであった。描くたびにその形と色相の美しさにのめり込んでいき、そのうちに生態と生息環境の多様性に関心を寄せるようになり、これらの現状把握を軸とする調査観察に移行する。度重なる豪雨などの自然災害、河川の改修工事時の水生生物の救助・保護、産卵場の整備のかたわらに始めた親と子の自然観察会も、この10月末で367回を数えた。あわせて生物たちの置かれている生命の継承の現状を知ってもらうために、生物の作品展と週1回のカットを添えた新聞紙上での連載も10月末現在1000回を迎えたところ。現在は調査枠を広げ、魚類をはじめ淡水産二枚貝、カブトガニ、モリアオガエル、カスミサンショウウオ等の生息分布の調査観察活動を継続中である。
●日 時:平成26年12月13日(土) 14:00〜16:00
●場 所:山口市菜香亭 2F会議室
(山口市天花1-2-7)
TEL:083-934-3312
●参加費:無料
●主 催:公益社団法人 日本河川協会
共 催:やまぐち水辺交流会
後 援:山口県,(株)新周南新聞社