開催地:岡山県
このサミットは、平成19年から開催されていた「学校林・遊々の森全国子どもサミット」の後継事業となり、「学校林」などの森が近くにある学校だけではなく、校庭の樹木、木の実などの森林由来のもの、森林環境学習の教材、などあらゆる自然を活用した学習や、修学旅行や遠足で森を活用した学校など、より門戸を広げて参加できる事業として生まれ変わり「学校の森・子どもサミット」と装いを新たにし、昨年度から開催しています。昨年の第1回目は、東京都で開催し、教育現場、自治体、企業、NPO関係者など多くの参加者がこれからの森林環境教育を考える場となりました。今年、第2回目は岡山で開催します。全国から集まった10校の小学校児童の森林を使った学習の発表や、有識者によるパネルディスカッションを通じ、みんなでこれからの森林環境教育について考えませんか?どなた様でも参加できます。皆様の御来場を心よりお待ちしています。
【場 所】
岡山大学鹿田キャンパスJunko Fukutake Hall(岡山市内)
【プログラム】
12時30分 受付開始
13時00分 開会
13時10分 小学校児童による活動事例発表
全国から集まった小学生が、身近な自然や森林資源・教材等を活用した環境学習について発表します。
【発表校】
青森県青森市立沖館(おきだて)小学校
東京都荒川区立尾久宮前(おぐみやまえ)小学校
東京都多摩市立豊ヶ丘(とよがおか)小学校
東京都多摩市立連光寺(れんこうじ)小学校
東京都八王子市立由木西(ゆぎにし)小学校
東京都御蔵島村立御蔵島(みくらじま)小学校
岡山県美咲町立美咲中央(みさきちゅうおう)小学校
岡山県西粟倉村立西粟倉(にしあわぐら)小学校
広島県尾道市立吉和(よしわ)小学校
宮崎県諸塚村立荒谷(あらたに)小学校
15時30分 講師によるパネルディスカッション
「森林環境教育におけるアクティブラーニング 〜主体的・協働的に学ぶ力とは?〜
講師
■文部科学省初等中等教育局 田村 学 視学官
■岡山大学大学院教育学研究科 理科教育講座 藤井 浩樹 准教授
※岡山県森林インストラクター会による児童向けワークショップを同時開催
16時45分 閉会
なお、サミット2日目(8月4日)、発表校の児童たちは岡山県西粟倉村にて、村の森林や人を活かした教育「ふるさと元気学習」を体験します。この2日目のプログラムは「ふるさと元気学習」の視察と岡山理科大学岡本弥彦教授を講師とした岡山県総合教育センターによる教員研修に位置づけられています。