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環境:「9/18-20 清水いきもの復活大作戦・秋の巻」参加者募集

  • no.50
  • (2010/9/6)
  • 【募集】

開催地:新潟県

「9/18-20 清水いきもの復活大作戦・秋の巻」参加者募集

「9/18-20 清水いきもの復活大作戦・秋の巻」参加者募集

 山里の生物多様性の回復を目指すプロジェクトに参加しませんか?5月の「春の巻」、7月の「夏の巻」に続く3回目の活動です。

 新潟県南魚沼市清水集落で今年度から始めた生物多様性保全・教育プロジェクトは順調に展開しています。
 人手不足と利用価値の減少により耕作放棄地となっていた水田に、穴を掘り、水を入れ観察池を作ったのが今年の5月。すぐにカエルが卵を産みにやってきて、この夏にはシュレーゲルアオガエル、ヤマアカガエル、モリアオガエルなど様々なカエルのオタマジャクシの住処となりました。他にも様々なトンボやチョウ、イモリなど昆虫や両生類が姿を現すようになってきました。

 このプロジェクトでは、外からの参加者と清水集落の人たちが一緒になって保全活動を行います。5月の春の巻では観察池のまわりに木道を作り、7月の夏の巻では調査と草刈りを行いました。今年度最後のイベントとなる9月の秋の巻でも、木道作りや草刈りを予定しています。また、清水の人たちが共同で育てている原木ナメコの現場の草刈りも手伝います。さらに、生物の専門家の方々も登場し、調査も実施する予定です。

 初秋の山里で、清水の人たちと一緒に汗を流し、生物多様性を守る仲間になりませんか?「生態系」の面白さや不思議さを体験できると同時に、山里の昔ながらの暮らしの知恵や技を見つけたり、日々の暮らしを見直したりと、新しい発見が待っています。

【日 程】2010年9月18日(土)-20日(月・祝)二泊三日
【場 所】新潟県南魚沼市清水
【内 容】休耕田(調査地)の手入れ、ナメコ栽培場所の草刈り、生態系調査等
【参加費】民宿泊17,800円、公民館寝袋泊10,300円(食費、風呂代、交流会費、保険料など実費のみ)
     *公民館泊は広間でのざこ寝となります。
【定 員】15名程度
【交 通】・チャーターバス(無料)
18日午前8時新宿駅西口発ー20日午後2時清水発(予定)
     ・自家用車(関越自動車道 塩沢石打ICから約45分)

【内容(予定)】
■観察池周辺の木道作りと草刈り
 人が歩いて畦を壊さないように、通路になるところに木道を作ります。また、伸びて来たアシなど背の高い草を刈ります。
■生きもの調査
 専門家と一緒に保全地域を歩き、どのような生きものがいるか調査します。専門家のみなさんの話を聞くと、生きものの世界の魅力に引き付けられますよ。
■ナメコ原木栽培場所の草刈り
 清水集落の人たちが標高1000mの場所で、共同で栽培するナメコの原木のある場所の草刈りをします。山の生物多様性を保全し、生態系サービス(山の恵み)を守るための作業です。
■交流会
 清水の人たちとじっくりと語り合う時間です。

【申込みフォーム】
http:// tappo.ecoplus.jp/ showart.php?lang=ja&aid=900&genre=8

【申込み・問い合わせ】
NPO法人エコプラス「TAPPO南魚沼やまとくらしの学校」 
TEL : 025-782-5103 FAX : 025-782-5104
E-mail : tappo@ecoplus.jp

【今までの活動の様子】
http:// tappo.ecoplus.jp/ showart.php?lang=ja&genre=9&aid=866
http:// tappo.ecoplus.jp/ showart.php?lang=ja&genre=9&aid=890

●○●プロジェクトの背景●○●
 過疎高齢化の進む全国各地の中山間地では、長年の人と自然の共存によって保たれてきた生物多様性が崩れつつあります。このプロジェクトでは、新潟県南魚沼市清水集落をモデルに、農山村と都市住民の協働をベースとした生物多様性保全の事業ならびに教育事業を展開し、全国的な参考事例として活用できるよう報告書やウェブで情報発信をしていきます。保全活動は、長年の経験を持つ複数の専門家の調査のもとに、長期的な計画を立てて実施します。年間に渡って地元住民が保全活動を続けるとともに、今年度は3回の都市住民の参加活動を行います。
 標高約600mにある清水集落は、日本百名山のひとつ巻機山の麓にある日本有数の豪雪地帯です。過疎高齢化が進み、現在の戸数は18です。2004年より、キャンプやワークショップなどエコプラスと様々な協働事業を始め、一昨年からは本格的に地域の活性化に向けて動き出しました。「子どもたちがいつまでも住める清水にしたい」という集落の人たちの真剣な思いを土台に、今年度から生物多様性保全に焦点を当てて動き出します。

会社・団体名
特定非営利活動法人エコプラス
担当者名
井上 団
住所
〒101−0044
東京都東京都千代田区鍛冶町2-5-16-4F
電話番号
03-5294-1441
ファックス番号
03-5294-1442
メールアドレス
info@ecoplus.jp
URL
http:// tappo.ecoplus.jp/ showart.php?lang=ja&genre=8&aid=899