開催地:東京都
2011年5月22日(日) NPO法人ジュレーラダック事務所(東京都文京区)にて「幸せの経済学」の上映会を開催します。便利な生活を生み出した反面、伝統的な生活や人々のコミュニティを希薄にしていった「グローバリゼーション」。その対局にある「ローカリゼーション」について知り、「本当の豊かさ」について考えてみませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております。
≪映画紹介≫
【幸せの経済学】
監督 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏
あなたは、「豊かさ」をどんなものさしではかりますか?
お金を持っていることでしょうか。便利で、快適な暮らしを送ることでしょうか。
今まで世界では国の豊かさを測る指標として「GNP(国民総生産)」や「GDP(国内総生産)」などが使用され、どれだけ経済成長したかということが「豊かな国」と定義だと信じられてきました。この考え方はグローバリゼーションの波に乗って世界中に広がり、世界の様々な地域に「開発」という名の「消費社会」が流れ込みました。結果、便利で快適に生活できるなどの正の側面がある反面、負の側面ではコミュニティの伝統的な暮らしが崩壊し、かつてはそこにはなかったはずの「新たな貧困」が生まれるようになったことも事実です。本当の豊かさとはなにか?それを、今こそ考える時ではないでしょうか。
(幸せの経済学映画紹介よりhttp:// www.shiawaseno.net/ about-2)
【日時】 2011年5月22日(日)15:00〜18:00
【主催】NPO法人ジュレー・ラダック、見樹院
【参加費】 700円
【場所】 見樹院(東京文京区小石川3−4−14)
【タイム・スケジュール】
15:00〜15:20 受付
15:20〜16:40 「幸せの経済学」上映
16:40〜16:50 休憩・チャイ
16:50〜17:50 トークイベント 上村英明氏と大河内秀人氏の対談
タイトル 「幸せの経済学+豊かさの哲学」
17:50〜18:00 質問コーナー
【ゲストスピーカーのプロフィール】
1.上村 英明
恵泉女学園大学教授
市民外交センター代表
人権問題のエキスパート、御自身が代表を務める市民外交センターでは国連で特別協議資格(人権問題に関して国家代表と同等の1票を有する資格)を持つNGOとして、先住民族・少数民族の代弁活動を行っています。
今回の対談では日本のアイヌ民族をはじめとした世界の先住民族が、自然と調和しその恵みの中で生きてきた生活・文化を、暴力的に破壊してきた「近代」の正体について考察してもらいます。
2.大河内 秀人
NGOジュレー・ラダック理事
東京文京区にある見樹院のご住職で江戸川子どもおんぶず代表。その他NGOジュレーラダックをはじめとして国際問題、環境問題、子どもに関する5つの団体の理事を務める。現場主義をモットーに「住職・大河内の徒然グサリ」で環境問題、国際問題をはじめ様々な意見をインターネット上で発信。
【ファシリテーター】
スカルマ・ギュルメット
NGOジュレー・ラダック代表
インド管轄ラダックに生まれる。2004年に日本とラダックの交流・協力を目的としたNGOジュレー・ラダックを設立。ラダックの伝統的な生活と近代技術のバランスが取れた社会を目指し活動。その他日本のNGOの農村開発などの国際協力活動を行っている。
【申し込み方法】
TEL、FAXまたはE-mailでジュレー・ラダックまで。件名を「5/22イベント予約」とし、1.お名前(フリガナ)、2.参加人数、3.ご連絡先を明記の上、以下のアドレスにメールにてお申し込みください。
【お問い合わせ先】
特定非営利活動法人ジュレー・ラダック
〒112−0002
東京文京区小石川3−4−14見樹院
TEL:03-3812-3866 FAX: 03-3815-7951
E-mail:julayladakh@gmail.com URL:http:// julayladakh.org
【追記】
今年2011年の夏にラダックでのスタディツアーを開催します。「幸せの経済学」の舞台でもあるラダックに興味をお持ちの方、是非ご参加ください!
スタディツアーの詳細につきましてはホームページでご覧下さい。
スタディツアー詳細について→http:// julayladakh.org/ PRJCT2.htm