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森林・林業:第8回「森の“聞き書き甲子園”」 参加高校生を募集します!!

  • no.30
  • (2009/5/29)
  • 【イベント】

開催地:全国

第8回「森の“聞き書き甲子園”」 参加高校生を募集します!!

第8回「森の“聞き書き甲子園”」 参加高校生を募集します!!

森の“聞き書き甲子園”とは、毎年、全国100人の高校生が「森の名手・名人」※を一対一で訪ね、
名人が持つ知恵や技術、考え方や価値観など名人の半生を「聞き書き」※し、記録する活動です。

「森の名手・名人」とは、木工職人、茅葺き職人、シイタケ栽培家など、「森」や「木」に関わ
る仕事に携わり、昔からの知恵や技術を持っている方々です。

現代の日本人は、エネルギーやプラスチック製品など生活のあらゆる場面で、石油に頼り暮らし
ています。しかし、石油が生活に入る前までは、森や海といった自然資源を享受し暮らしを営ん
でいました。森からは、薪や炭などの燃料や木の実、キノコ、筍などの食料、家や家具などに使
う木材、布を織るための蔓や木の皮、、、。自然の恵みを最大限活かす技術や知恵を持って生き
ていたのです。

「地球温暖化」「森林破壊」など、様々なところで「環境問題」が話題になり、自然を「守る」
ことが叫ばれています。しかし「守る」といっても、私たちは、自然の恵みを得ることなしには、
生きていくことができません。昔の人は、自然を壊さない程度に、自然の許容量の中で、自然の
恵みを享受し、暮らしてきました。それは何千年と続いてきた、文字通り「持続可能」な暮らし
の形態です。

本当の意味で、自然と人間が共存していくとはどういうことなのか。石油に頼り、食料や木材を
大量に輸入するようになった現代では、忘れ去られようとしている、日本人が先人から脈々と受
け継がれてきた生き方。私たちは、時代を担う高校生に、「森の名手・名人」の人生をまるごと
「聞き書き」してもらうことで、学び、考えてもらいたいと願っています。

今年も以下の要領で、この活動に参加してくれる高校生を100名程度募集いたします。

※「森の名手・名人」は、毎年100名を社団法人国土緑化推進機構が選定しています。
※「聞き書き」とは、話す相手の語り言葉だけを使って、文章をまとめる手法です。録音したテ
ープを聞き、書き起こし、編集をするプロセスを通じて、相手の心にせまります。



第8回 森の“聞き書き甲子園” 開催概要
■主催:第8回 森の“聞き書き甲子園”実行委員会
(林野庁、文部科学省、社団法人国土緑化推進機構、NPO法人共存の森ネットワーク)
■参加資格:高校生(以下のスケジュール全てに参加可能な方)
■取材先:これまでの「森の名手・名人」に加え、今年は「海・川の名人」(漁師、海女等)に
取材する高校生を若干名募集します。
■応募方法:所定の申込用紙に必要事項を記入し、参加動機作文(原稿用紙1枚、400字程度)
と合わせて事務局宛に郵送してください。
※申込用紙をご入り用の方は、事務局にご連絡いただくか、森の聞き書き甲子園のウェブサイト
http:// www.foxfire-japan.com/)からダウンロードしてください。
■応募締切:7月1日(水)必着
■定員:100名程度
■参加費:無料
■スケジュール
7月1日:応募締切
8月上旬:参加高校生決定
8月11〜14日:聞き書き事前研修会(会場:高尾の森わくわくビレッジ)
9月中旬〜12月:「森の名手・名人」を訪問し、取材、レポート作成
2009年3月28日:フォーラムにて成果発表(会場:江戸東京博物館)

■申込み・問い合わせ先
〒162-0065東京都新宿区住吉町1-20 角張ビル4階
NPO法人共存の森ネットワーク内 森の“聞き書き甲子園”実行委員会事務局
TEL:03-5366-0766 FAX:03-5366-0688
E-mail:info@foxfire-japan.com

会社・団体名
森の“聞き書き甲子園”実行委員会
担当者名
森山紗也子
住所
〒151-00065
東京都新宿区住吉町1-20 角張ビル4階
電話番号
03-5366-0766
ファックス番号
03-5366-0688
メールアドレス
info@foxfire-japan.com
URL
http:// www.foxfire-japan.com/ index.html
添付ファイル
参加申込書 ダウンロード