開催地:東京都
築地閉場、豊洲開場から1年
日本の食を支える卸売市場に、今何が起きているのか!?
〜解体される市場流通、破壊される食の公正取引、食の安全安心はどこへ〜
日時:2019年9月16日(月・祝) 13:00開場 13:30開演(16:30終演予定)
会場:上智大学四谷キャンパス 6号館ソフィアタワー/6−205教室
(JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分)
https:// www.sophia.ac.jp/ jpn/ info/ access/ accessguide/ access_yotsuya.html
資料代:1000円
出演:中澤誠(東京中央卸売市場労働組合執行委員長)
三國英實(広島大学名誉教授 )
築地女将さん会ほか(当日ゲストあり)
宇都宮健児(弁護士・元日弁連会長・希望のまち東京をつくる会代表)
北條勝貴(上智大学文学部史学科教授)
<説明文>
波乱含みの築地市場の豊洲移転から1年。地下水汚染問題は未解決、約束されていた「コールドチェーン」「閉鎖型施設」「効率的な物流」などほとんどが実現されないまま、今も混乱の中にある豊洲市場。営業成績は激減、駐車場やエレベーターの相次ぐ故障やそれに伴う事故、激減する顧客、続く赤字……、日々懸命に働く市場の人々からも悲鳴があがってきている。
一方、築地市場の閉鎖とともに、長年、消費者と生産者を守ってきた卸売市場法は、三度目の「改正」で破壊されつつある。「規制緩和」の名の下に、戦後の歴史が担ってきた公共性・公益性が失われ、大資本優遇の流通システムにとって替わられようとしているのだ。
「改正」卸売市場法施行は来年の6月。東京都も、都の市場条例「改正」の準備をを進めており、今年10月の都議会での採決を目指している。今、私たちに何ができるのか。今あらためて卸売市場と食の流通の「公共性」を問う。
第一部
<巻頭挨拶>
●〜水道法、卸売市場法の改悪で問われる 水と食の公共性を考える
宇都宮健児(弁護士・元日弁連会長・希望のまち東京をつくる会代表)
●「豊洲市場で今、何が起こっているのか」〜未解決の地下水汚染、相次ぐ施設不備、事故、顧客激減、現場で働く人々はいま
中澤誠(仲卸業者/東京中央市場労働組合執行委員長)
築地女将さん会 ほか
第二部
<共催者挨拶>
●「いのちを支える食が競争の場となる—アジアのなかの築地/豊洲問題」
北條勝貴(上智大学文学部史学科教授)
●「卸売市場法」と築地市場が守ってきたもの
中澤誠
●「市場法・都市場条例の改定と卸売市場制度の危機」
三國英實(広島大学名誉教授)
第三部 トークセッション
<問い合わせ>
希望のまち東京をつくる会 〒113−0033東京都文京区本郷1−4−6ヴァリエ後楽園303
TEL 03-5844-6046 e-mail office@utsunomiyakenji.com
主催: 9.16豊洲市場と卸売市場法を考える会
希望のまち東京をつくる会/築地パレード実行委員会/築地女将さん会
共催: 上智大学文学部史学科